京都市は、5つの鉄道事業者のフリーエリア内路線が乗り放題となる、冬の京都観光に便利な「歩くまち・京都レールきっぷ」を発売します。
利用できる交通機関は京都市交通局(京都市営地下鉄)、JR西日本、京阪電車、嵐電(京福電車)、阪急電車です(フリーエリアは路線図を参照)。JR西日本は普通列車(新快速・快速を含む)の普通車自由席の利用に限ります。京阪電車のプレミアムカーを利用する場合は別途料金が必要です。京都市バスをはじめとするバス路線は利用できません。
お値段は「歩くまち・京都レールきっぷ(1日版)」が大人1,300円、「同(2日版)」が大人2,000円です。子ども用の設定はありません。有効期間は2020年12月1日(火)〜2021年3月31日(水)までで、2日版は連続する2日間有効です。
1日版は、利用当日にどなたでも購入できます。発売場所は市バス・地下鉄の案内所および定期券発売所、JR西日本京都駅、京阪三条駅・びわ湖浜大津駅、嵐電主要駅、阪急京都河原町駅・桂駅などです。JR西日本京都駅では2020年12月1日(火)以降、1か月先までの前売りも行っています。
2日版は、JRのインターネット予約(「エクスプレス予約」「スマートEX」「e5489」)または旅行会社商品を利用して、京都駅まで新幹線または在来線特急列車を利用した方にのみ発売されます。
なお、「歩くまち・京都レールきっぷ」の利用日に指定の文化・観光施設で提示すると、入場料等の割引などの特典が受けられます。例えば、「京都鉄道博物館」は入館料金が1割引、「琵琶湖疏水記念館」では上下水道局オリジナルグッズが進呈されます。
各鉄道事業者では、車両の定期消毒や換気など、新型コロナウイルス感染拡大防止のための対策を実施しています。公共交通機関を利用する際は、マスクを着用し、会話をなるべく控えるなどの協力を呼びかけています。